Myライフ・ビジョン

 

〜私が「自己との信頼」に出会うまで〜

 

 

「からだが導いてくれたこと」(前編)

 

 

実は私も、ある時期までは、身体を省みることをしませんでした。

現在のように「肉体というものは、こんなにも尊い存在である」ということ

に気付かされたのは、そう遠い話では無いのです。

 

 

●頭痛もち体質

 

私は幼少の頃から冷え性で、手足はカサカサ、汗もあまりかかないような、代謝の

悪い体質で、いくつか病気をしたこともありました。

その中でも一番煩わしかったのは、頻繁に起こる頭痛でした。とにかくひどい頭痛

持ちで、20年以上も頭痛とお付き合いをしてきました。

 

その頻度は、普通に過ごして月に1回はまだいいほうで、子供なのにちょっと環境

が変わっただけでも頭痛、コーヒーを飲んでも頭痛、台風が近づいても頭痛、運動

会の後も頭痛、とにかく頭痛三昧。しかも、頭が痛い時には必ず手足の関節も痛い

という状況。おまけに鼻血まで出る事も。

 

小学生の低学年の頃、親はそりゃ心配したのでしょう、あまりにも頻繁に頭痛が起

こる為、大きな病院で脳波の検査を受けたぐらいです。検査結果は、特に異常なし、

「精神的なものでしょう」みたいなことを聞いたような・・・。特に解決策も無く、

頼れるのは、頭痛薬、つまり鎮痛剤だけでした。

 

高校生ぐらいになると、カバンの中に鎮痛剤が入っているのが当たり前でした。

「出かける時は忘れずに!」っていうセリフがあったけど、まさにそれです。

ちなみに、母も偏頭痛持ちでしたので、「これは遺伝だ。だから治るワケがない。」

とまるで当然のように諦めており、自ら『頭痛持ち体質』と決め、薬とのお付き合

いは一生続くのだ、と思っていました。

 

・・・が、5年位前のある日「これは遺伝だ。だから治るワケがない。」という

言葉をついに!“前言撤回”することになったのです。

 

 

●ヒーリングに出会う

 

私がまだ、CADオペレーター(コンピューターで設計図を作成する仕事)として、

バリバリ働いていた頃、もちろんまだ頭痛もちの頃です。家の近所の本屋さんで、

たまたま手に取った本を開いた瞬間、初めて『ヒーリング』という言葉に出会いま

した。それは、自分にも他人にもヒーリングが出来るようになるセミナーで、すぐ

に興味を持ち、早速受講。それからはヒーリングが楽しくて楽しくて、とにかく使い

たくて、色んな人に実験台(?)になってもらいました。しかし、特にプロになる

つもりも全く無く、どちらかといえば自分にするセルフ・ヒーリングがとても気持

ちが良くて、毎日欠かさず行っていました。

 

 

●セルフ・ヒーリング三昧

 

ヒーリングは、私の『手』さえあればどこでも出来たので、仕事中だろうが電車の

中だろうが、片手でも空いていれば、自分の身体の何処かに触れて、心の中では

「気持ちいい〜」と、じんわり伝わる伝わる手の温もりを味わう日々。今思い出し

ても感心するほど、まさに『セルフ・ヒーリング三昧』だったのです。

 

しかし、ヒーリングを始めてからもやはり(?)頭痛は起こりました。それどころ

か、頭痛の時にも一生懸命ヒーリングをしていたのに、『痛み』が全然取れなくて

「なんだよー!ヒーリング効かないじゃないか〜、痛いよ〜!」などと思いながら、

それでも懲りずに、眠ってしまうまで『痛い頭』に手を当てていたのです。

 

いつも頭痛が始まると、当たり前のように薬を飲んで、気を紛らわせていました。

それでもすぐに効くわけでもなく、横になって朝まで眠ってしまわないと、痛み

は治まらないのですが、飲まないよりはマシでした。それが例え家にいる時でも、

頭痛が始まってしまうとあまりの痛さに眠れないので、どんな状況でも、必ず頭痛

薬を飲んでいました。というより、飲まずにはいられませんでした。

 

ですから、ヒーリングを覚えてからというもの、まずは鎮痛剤を飲んで、そして頭

に手を当てて、ヒーリングもする、そんな状況でした。

 

 

●薬が飲めない!?

 

そんなある日の夕方、仕事中にまた頭痛が起こりました。しかしその日は、残業を

してでも設計図を提出しなければなりませんでした。選択の余地はありません、い

つものように軽く食事をしてから鎮痛剤を飲みました。これで一応ひと安心。。。

の、はず。・・・が、飲んで間もなく、胃や胸がムカムカし始め、急に吐き気がして

きました。お手洗いに駆け込むと、なんと!薬を吐き出してしまいました。

 

何か悪いものでも食べたのだろうか?と思いましたが、「また薬を飲まなきゃ、」そう

思っただけで胸がムカムカして、とても飲めそうにもありませんでしたので、仕方無

く頭を抱えながら仕事を続けました。

そして、いつの間にか痛みが紛れているのに気がついた時には、設計図も無事提出し

た後でした。しかし、気が抜けると、痛みが甦ってきたのですが、さっさと家に帰り

布団に入ってじっとしているうちに、そのまま眠りにつきました。

 

よく覚えています。この頃から急に薬が飲めなくなりました。薬が飲めないなんて、

その当時の私にとっては、そりゃ恐ろしい事でした。いつ襲ってくるか分からない、

いつまで続くのか分からないこの『痛み』に耐えなきゃいけないなんて、とても自信

が無かったからです。

 

しかしその後も、負けずに薬を飲んでみるものの、同じようにもっと気分が悪くなり、

吐き出してしまうのです。

 

まるで私の意志とは裏腹に、体が拒否しているみたいに。。。

 

この時初めて、「私の体が、薬を飲むのを嫌がっているんだ。」と感じたのでした。

勿論、「私の体が嫌がってる」なんて感覚は、生まれて初めてだったと思います。

それ以来、身体の反応に従い薬を飲むのを止めました。と、同時に不思議と少しずつ

私自身も、薬を飲みたいとは思わなくなっていました。

 

 

●本当の症状

 

しかし、薬を服用しなくなってからは、頭痛の最中の身体の反応を目の当たりにする

事になりました。当たり前のように薬を飲んでいた時には、あまり意識しませんでし

たが、頭痛の時、こんなに熱が出ていたなんて!!とびっくり。

それからは頭痛になると、必ず熱が出たのでした。

 

ある日の夕方、また頭痛になりました。薬を飲まずに、布団に入ってヒーリングをし

ていると、ぼうぼうと身体が燃えるかのような熱を出し、さらに、水でもかぶったか

の様な大量の汗をかき始めたのでした。そして、胸がムカムカしてきて、嘔吐を繰り

返したのです。

その度に水を飲み、いつの間にか眠り、そしてまた吐き気と痛みで目を覚ますと、さら

に大量の汗でびっくり。その後も一晩中それを繰り返し、「こんなんじゃ明日会社に行

くのは絶対無理だ、たすけて〜っ。」とあまりの痛みと辛さに泣きながら、半寝半起き

状態で懲りずにセルフ・ヒーリングを夜中の3時頃まで続けていました。

そして、いつの間にかぐっすりと眠りに就いたのでした。

 

 

●ええっ?!

 

そして朝。なんと、朝いつもの時間に目覚めることができました。そして恐る恐る起き

上がってみると、ええっ?!あーらびっくり!なんでもない!すっかり汗も乾き、熱も

引いていました。それどころか、いつもよりスッキリ爽やかではないですか!なんだか

視界も広くなったのでは?と、半分キツネにつままれたような気持ちになりましたが、

なにしろとても快適な朝を迎えたのでした。(会社にもちゃんと行けました)

 

後日、また同じような事が起こりました。いつも頭痛は夕方に起こる事が殆どでしたが、

なんと、今度は真夜中に突然、それはやってきました。

寝る前は頭痛も無く普通だったのに、急に夜中にぱっと目が覚めたと思ったら、突然の

頭痛に襲われました。我ながらこんな事ってあり?と思ったのですが、それから急激に

熱が上がったような感覚になりました。またもや吐き気と大量の汗。こんな急な頭痛は

初めての体験です。「私ほんとに大丈夫?」と不安になりました。でもそれどころでは

ありません。嘔吐しては水を飲み、頭を抱え、の状態で、2時間ぐらいの間にTシャツ

を3回も変えるほどの大汗をかいたのです。

 

よわよわしく目を細めて時計をみれば、起きる時間まであと4時間も無い・・・。

「今度こそは無理だ・・・、私の身体は、一体、どうなってるんだ〜・・・」と不安を

抱えたまま、(それでもなんとなく、死んじゃうかも、とまでは思いませんでした。)

ある程度嘔吐したあとはぐったりとして、大汗をかきながら、いつの間にか眠りについ

たのでした・・・。

 

 

 

(後編につづく)

 

 

(前編)ホームページUP日 2000.11.13.  <イルカんち瓦版 掲載1999.10.25

               

   

 

ちょっとブレイク☆「今思えば、こんな時でも会社の事とか、仕事の事とか、すごく

気にしていたな〜、と思います。頭痛持ちだったのも分かる気が・・・。(^^;)

後編もお楽しみに!」

 

 

 

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