ひとつ

 

 

何か大きな事件が起こると、バラバラであったものが

まとまったりする事がよくある。

大きな事件のみならず、ちょっとしたトラブルに巻き込まれたり

不安になったり、疲れたりすると

大きな単位に溶け込んでいたほうが楽に感じることがある。

 

そうすると、1人という単位だけでなく大勢でも1つという

単位が見えてくる。

 

本当は大事件やトラブルが無くても、その両方、

1人という単位も大勢で一つという単位も実感することが

できれば良いのでしょう。

でも事実、今はまだ、そうでない時代であることが現実。

 

だからこそ、先を急ぐ事は自分という1つである単位を

見えなくしてしまうこともある。

 

1人という単位がもっともっと自らを満たしていかなければ

それが大きな単位になったとしても、満たされる事は

無い。

 

 

大きな単位の一部でありながら、1つの単位である事を

思い出してください。

 

あなたという1つは

世界にたった1つしかない

貴重な1つ

 

そしてこのことは、何気ない日常で味わってください。感じてください。

 

特別な事が起こらないと実感できないと

あなたが思い込むならば

 

それを実感する為の現実があなたの目の前に現れる。

 

何かが起こってはじめて気付くというパターンは

だれかが解放してくれることを待っていても

解消する事は出来ない。

 

特別な体験は必ずしも必要ではない。

 

特別な何か、非日常的な何かが起こって初めて

「さあ、今立ち上がろう!愛になろう!ひとつになろう」というパターンは

愛を誇示して確かめたい人の無意識が大きく作用する。

 

『ひとつ』であるということを

確かめる為に集まっても、『ひとつ』であることは見えてこない。

 

あなたが充分に素敵なひとつだということが実感できれば、

みんなでひとつになるということが、

形だけではないということが自然に理解出来る。

 

 

あなたを『ひとつ』にするもの。それは

 

何気ない日常とワクワクと無理をせずに取り組める少しの行動力。

 

あなたというたった1つの単位に注がれる何気ない愛。

 

 

 

 

2001年9月15日 豊崎優子

 

 

 

光のしずく目次へ戻る

 

 

 

よろしければご意見ご感想などをお寄せ下さい